コーヒー豆マメ知識「コーヒーの主な産地・中米」

コーヒー豆マメ知識「コーヒーの主な産地・中米」

中米地域はカリブ海の温暖な気候の下で育ち、香り豊かなコーヒーの産地が多い地域です。

【中米の主な生産国と産地】

《キューバ》
 キューバが誇るコーヒー豆「クリスタルマウンテン」は大型高級豆。
 シェラマエストラ山脈が連なっている斜面でコーヒーを栽培しています。

《コスタリカ》
 カリブ海を望む東部の斜面と中部高原の内陸の高地でコーヒーを栽培。
 
《エルサルバドル》
 国土の中央を走る山脈標高500〜1700mの斜面で栽培されています。
 中米では一番小さい国ですが、一時期中米最大のコーヒー生産国でもありました。

《グァテマラ》
 たくさんの山脈の斜面で栽培されており、自然の恵みを受けて世界有数の高品質と生産量を誇る国です。

《メキシコ》
 世界でも上位のアラビカ種生産国です。酸味が強い中南米産の中でも飲みやすい味が特徴です。



中米の
主な豆の
特徴

キューバ・
クリスタルマウンテン
大粒の最高級豆。香りが高く酸味が出やすい。中煎り向き。
コスタリカ・
コーラルマウンテン
厚みが均等で純度の高い味わい。
火山に囲まれた高地で栽培されている。
エルサルバドルおだやかな酸味と苦味がある。
均整のとれた大粒の豆。
グァテマラ・ポック風味が豊かで甘みがある。
メキシコ・アルトゥーラさっぱりとした味わい。豆は肉厚。
上品な香りと酸味のバランスが良い。
ハワイコナ・
エクストラファンシー
大粒の平型で強い酸味と柑橘系の香りが特徴。欠点豆も少ない。
ジャマイカ・
ブルーマウンテン
アラビカ種の最高級豆。
風味が豊か。浅煎りに向いている。
酸味、甘味、苦味の調和がとれている。

posted by コーヒー at 18:55 | コーヒー豆マメ知識

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